米国眼科学会(AAO)は2013年5月8日、“つけまつげ”とそれに使用する接着剤の危険性を、消費者は認識すべきであるとの見解を発表しました。
具体的な危険としては、角膜の感染症、まぶたの感染症、まぶたの腫れ、ならびに、まつげの永久的または一時的な喪失が挙げられます。
これまでに、ホルムアルデヒドを含有するつけまつげ用接着剤の使用により、感染症やアレルギー反応を来したケースも報告されています。
こうした危険を踏まえ、AAOは、つけまつげの使用を検討している消費者に対して、
「エステティシャンが有資格で、評判の良い組織で働いていることを確認する」
「エステティシャンが、適切な手洗いおよび衛生管理を行なっていることを
チェックする」
「接着剤の含有成分を、使用前に確認する」
などの点に注意すべきであると勧告しています。
つけまつげ、またはつけまつげ用製品の使用に起因する感染症、アレルギー反応、またはその他の炎症反応が発生した場合には、直ちに眼科医を受診する必要があります。
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