日常生活では、私たちは両目で見ていることがほとんどです。片目の視力が極端に下がっても、気がつかないことがあります。
日常診療の中で片目ずつ視力を測ると、初めて視力低下に気がつく患者さんがいます。逆に「最近、視力が下がりました」という方でも視力を測ると変わりないことがあります。眼科では室内の明るさを一定にし、同じ測定方法で視力を検査するため信頼してよいと自負しています。但し、視力は自覚的な検査であるため、患者さんの体調、睡眠時間、心の状態によって変動することを考慮しなければいけません。
遠見視力…5メートルか3メートル離れたところの指標を見る検査
※よしこ眼科クリニックでは、5メートルを使用しています。
1メートルの距離で、5メートル視力が測定できる機器を導入しており、活用しております。
近見視力…基本は30センチの距離で測定
裸眼視力(らがん)…読んで字のごとく眼に何もしないで測る視力のことです。
矯正視力(きょうせい)…レンズを通して測る視力のことです。
裸眼視力が悪くても、矯正視力が1.0~1.5ありましたら、屈折異常といって近視、遠視、乱視のことです。
この場合は、ほとんどの方が眼鏡やコンタクトレンズで見えるようになります。
矯正視力が1.0以下の場合は、何らかの眼の病気があると考えて、より詳しい検査が必要になります。
1点を見ている状態で目を動かさずに、どれ位の範囲で周囲が見えているかを調べる検査です。視力が網膜の中心の働きを表すのに対して、視野は網膜全体の働きを表しています。正常な人では、片目で上方60度、下方に70度、鼻側に60度、耳側に100度という広い視野をもっています。通常、人は両目で物を見ているので、片目に異常があったとしても片方で補い気がつかないことがあります。そのため左右別々に視野検査をする必要があります。
視野検査には自動で行う静的視野(当院ではハンフリー視野)と、検査員が向かい合わせに座って手動で行う動的視野(ゴールドマン視野)があります。
通常、人は両目で物を見ているので、片目に異常があったとしても片方でカバーしてしまい気づくことができません。
そのため左右別々に視野検査をする必要があります。
視野検査には自動で行う静的視野(当院ではハンフリー視野)と、検査員が向かい合わせに座って手動で行う動的視野(ゴールドマン視野)があります。
視野に異常がでる病気には、緑内障をはじめ、網膜の病気、視神経の病気、脳の病気があります。
[Q1] 散瞳検査はどういう時におこなうの? |
[A1] 視力低下、白内障、眼外傷、飛蚊症、強い近視がある、内科で糖尿病や高血圧を指摘された場合です。 |
[Q2] 散瞳検査って何? |
[A2] 通常は眼の中に光が入りすぎないように虹彩というカーテンで光の量を調節しています。眼の奥(眼底)隅々まで診るためには、このカーテンを大きく開く必要があります。特殊な目薬をつけて、虹彩が十分に開くまで20~30分お待ちいただき、診察室で検査を行います。 |
[Q3] 虹彩が開くとどうなるの? |
[A3] 非常にまぶしく、ピントを合わせにくくなり、近くがかすんでみえます。 一般に目薬の効果は3~4時間続きますが時間とともに必ず戻ります。 人によっては元に戻るのに、6時間かかることもありますので散瞳検査の後は車やバイク、自転車の運転は出来ません。公共の交通機関でご来院いただくことをお勧めします。 |
医院名 | よしこ眼科クリニック |
院長 | 赤坂佳子 日本眼科学会認定眼科専門医 医学博士 |
診療科目 | 眼科 |
適応疾患 | 白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、コンタクトレンズ処方 |
その他 | 一般眼科診療 |
電話 | 042-632-8008 |
所在地 | 〒192-0918 東京都八王子市兵衛1-3-1 ミクリスシティ4階 ★JR横浜線「八王子みなみ野」駅改札を出て左のビル4階です。 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:30~12:00 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | ○ | / |
14:30~17:00 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | / | / |